日本歯科審美学会認定医
2018.05.28 10:16
こんにちは院長の赤尾です。
今回はめずらしく、少し学術的なお話をしますね。
私は2001年に日本歯科審美学会の認定医を取得いたしました。
当時、認定医の取得には、10症例の報告とそれに対する質疑応答による合否判定があり、開業間もない私としては大変苦労をして取得した記憶があります。
そしてこの審美学会認定医は取得しておわりではなく、学会発表や学会の参加をしないと5年後に更新できない規定があります。
当院におこしになられたら、口腔内の写真をとらせていただいたり、歯周ポケットの深さをはかったり、お口のかたどりをさせていただくのは、もちろん皆様の今のお口の現状と今後の治療方針をご相談させていただくためではありますが、同時に私の治療の結果のデータをとったり、学会発表に使わせていただくためでもあります。
写真やポケット検査、面倒だなーとお感じになられる方もおられるかもわかりませんが、日々のこうした小さな積み重ねが皆様の歯を守る事につながり、そしてこれから赤尾歯科にこられる方の歯を守るデータとなります。
おおげさに言えば一歯科医院のこういう取り組みが、未来の歯科医学の進歩につながることにもなるとも思っていますので、皆様のご理解をいただけるとありがたいです。
現在の私の認定期間は2021年までとなっていますので、次回更新のため今年秋埼玉で行われる学会で発表する予定です。
皆様には休診等でご迷惑をおかけする事になりますが、これもよりよい診療を行うための研鑽であるとご理解していただけますよう、よろしくお願いします。