美術展へ♪
2016.07.01 00:00
こんにちは(^^)
赤尾歯科医院スタッフのHです。
梅雨のジメジメしたこの季節、憂鬱ですが水不足の夏になってしまうのも困りますよね。
もう少しのガマンガマン。
さてそんな雨の日も多い中、"ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳、わたしの国貞"展が
神戸市立博物館にやって来たので見に行ってきました。
浮世絵といえば葛飾北斎の"富嶽三十六景"や歌川広重の"東海道五十三次"くらいは
教科書などで一度は目にしていますが、浮世絵に詳しいわけでも、そこまで興味がある
わけでもなかった私ですが何故か今回はポスターやCMを見て行ってみたくなりました♪
幕末に絶大な人気を博したという2人の天才浮世絵師、歌川国貞と歌川国芳の350点の展覧会です。
2人の作品は粋でお洒落、遊び心に溢れクスッと笑えるものから、なんとも艶かしいものや
ゾッとするものまで本当に見応えたっぷりでした。
無類の猫好きという国芳さんの作品には、あちらこちらに化け猫やら、ひょうきんな猫が登場。
いい味を出しています。武者絵や地獄絵、怪談ものも奇想天外で独特な世界観の国芳ワールドでした。
歌舞伎役者との交流が強かった国貞さんは、歌舞伎役者やその舞台裏などを描いたり、美人画、
江戸っ子達の当時の流行りのファッションやメイク、暮らしぶりが分かる絵が多く当時も本当に
大人気だったそうです。
歌舞伎役者の中村七之助さんの音声ガイドも借りてその絵に隠されたプチ情報も聞きつつ、
浮世絵の世界を楽しんできました。
雨の日も、暑い日差しの夏の日にも、美術館で涼しく過ごすのもおすすめです♡
近代的な造りの美術館も素敵ですが、こちらは元銀行だったという建築物でギリシャ神殿風?
の円柱の正面玄関も素敵な登録有形文化財の美術館です。
8/28まで神戸で開催されているそうです。
世界には浮世絵ファンも多く、外国からの観光客もたくさん見に来られるという今回の展覧会。
皆さんもいかがでしょうか♪