働きものの唾液
2024.03.05 00:00
こんにちは
赤尾歯科医院 歯科衛生士のFです
皆さま いかがお過ごしでしょうか
この時期は花粉症に悩まされている方も多いのではないでしょうか
花粉症は口の中とも関係があるんです
花粉症の症状(鼻水 鼻づまり)で口呼吸をすることが多くなったり
花粉症の薬の副作用で唾液の量が減ってしまい
口の中が乾きやすくなってしまいます
唾液が減ると口の中の菌が繁殖しやすくなります
唾液は口の中を潤すだけではありません
口や歯をはじめ身体全体の健康を守るとても大切な役割があります
唾液はどこから分泌されているかというと
耳下腺(じかせん) 顎下腺(がっかせん)
舌下腺(ぜっかせん)という3つの大きな唾液腺と
舌や口蓋などの粘膜面に多数存在する小唾液腺から分泌されています
99%以上が水分からできていて
残りの1%ほどに抗菌 免疫 消化に関わる成分が含まれています
1日あたり1〜1.5l 程分泌されていると言われていて
1日の中でも変動しています
食事時や会話時などは多くなりますが睡眠中は減っています
唾液の働きとして
歯ぐきや舌などの粘膜を保護して傷つかないようにする(潤滑作用)
口の中の食べカスを洗い流したり(自浄作用)
飲食をして酸性に傾いた口の中のPHを中和したり(緩衝作用)
飲食により溶けかかった歯の表面の修復をする(再石灰化作用)
口の中の細菌の増殖を抑えたり(抗菌作用)
など まだたくさんありますが・・・
口の中を清潔に保ってくれています
色々な作用がある唾液ですが
口の中が乾燥することにより唾液の作用も弱まり
虫歯 歯周病 口臭などのトラブルに繋がるリスクが高くなります
口の中だけではなく全身の健康の為にも唾液を増やす事が大切です
唾液を増やす為に食事の時にはしっかり噛んで食べる
噛む事で唾液腺が刺激され唾液の分泌につながります
こまめな水分補給をしてお口の乾燥を防いだり
舌を動かす体操をして唾液腺を刺激したり
唾液腺マッサージも効果的です
普段から唾液を増やす事を意識してお口と全身の健康を保っていきましょう!
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